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遺産分割(家事調停)

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 この春から、札幌家庭裁判所の家事調停員を務めることになりました。
 調停委員側で調停に関わるのは札幌簡易裁判所のパートタイム裁判官をやって以来なので久しぶりです。一般から調停委員になった方と一緒に研修を受け、現在は事件も担当しています。
 代理人とは違う立場で案件に関わる、というのは、こんな言い方は失礼かもしれませんが、楽しみです。代理人弁護士として関わるときとは、同じ解決を目指すにしても立場が違い、また、複数で担当することから、見える景色(角度?)も違い、新鮮だったり、なるほどと思ったり、いい経験になります。
 担当するのは主として遺産分割調停ですが、代理人として関わった案件などもあわせて考えると「揉めるパターン」があるような気がします。もちろん、揉めなかった案件に関わることはほとんどないので揉める、揉めないのポイントがはっきり見えている訳ではないのですが、調停で双方の言い分を聞いていると、やはりこの辺りがポイントか、ということを感じることがあります。これも調停委員を経験することのメリットでしょうか。
 揉めないことが一番で、やはりそのためには備えが必要で、それは財産を残す人の務めです。ただ、残す人はうちは揉めるはずはない、関係ない、と思いがち。そのギャップが何とかなればと思います。もっと、周りの人が遠慮せずに、忠告する、ということも必要かもしれませんね。
 


2016年9月12日 Tetsuki Namba