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水害訴訟判決

 今日、2005年の沙流川で起きた洪水被害について国に賠償を求めていた住民の請求を認める判決が出ました。

 私も弁護団の末席に名を連ねていたので、この判決は素直にうれしいです。

 もっとも、裁判ではダムの操作上のミスに焦点が当てられていましたが、この洪水の根本原因は何かと考えると、ダムに頼った治水の限界が浮かび上がってくるのであって、裁判上はともかく治水のあり方に社会の注目が集まっていないことは少し残念です。

 二風谷ダムは過去にも裁判所に違法の評価を受けたいわくつきのダムですし、上流にはさらにダムの建設計画が進んでいます。今回、原告となった住民のみなさんはそろってダムができたことで浸水被害が増えている、ダムができれば洪水にはならないという説明はなんだったのかとおっしゃっていました。

 この判決をきっかけに、ダムに頼らない治水を考えると言われながらも進んでいるダム建設の問題にも関心をもってもらえるとうれしいです。

 

 



2011年4月28日 Tetsuki Namba | トラックバック(0)

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