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北見の道路 3

 週末、北見市内に建設中の道路を見に行きました。

 この道路はA'道路と呼ばれる道路で、建設予定の高速道路と同じ場所に作られる一般国道(自動車専用道路)です。ややこしい説明になりますが、高速道路としては整備の見込みが立たない区間を一般国道整備という名目で予算をつけて実際には高速道路と同じ規格の道路を作ってしまいます。なので、国の説明としては、高速道路ではなくて、一般国道だという説明になります。出来上がったものを基準にして考えれば同じだけど、名称が違うわけです。
 どっちでもいいじゃないかとも思いますが、手続が違えば、法律も手続も違い、一般国道だと高速道路建設に必要な手続は不要になってしまいます。現在、この道路建設について訴訟が継続していて、そんな作り方は許されるのかも議論になっています。

 原告の皆さんに現地を案内してもらったのです。市街地から近く、手付かずの自然という雰囲気ではなかったこともあって、はじめはそんな貴重な場所なんだろうかと思ってしまいましたが、2日にかけてゆっくり現地を見せてもらい、現地の皆さんにとってどんな場所か、どんな想いで活動しているのかが、少しわかったような気がしました。市街地の近くではあるものの、本当にいい森が残っているのです。
 札幌と比べられるものではありませんが、たとえると、円山から藻岩山にかけて山の中に道路を作ろうとしているようなもので、地域の人にとっては生活とも結びついた身近な場所だけに壊されるのは耐え難いことなのでしょう。
 当日の様子はマスコミの取材があり、報道もされました。弁護士もコメントしろと言われたので、いろいろしゃべりましたが、自然への思いを共有できたので裁判でしっかり伝えていく、と短くまとめられていました。その言葉が印象に残ったのだとすれば、それは重要なことだということでしょうし、言葉どおり努力していこうと思います。

 

mori.JPG
広葉樹が並ぶいい森です。エゾももんがも生息しているそうです。

jizou.JPG観音様の森と呼ばれているそうで、開拓当時に置かれた像が並んでいました。



2010年8月23日 Tetsuki Namba | コメント(0) | トラックバック(0)

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